地域の方々と活動する
『天神山カブトムシプロジェクト』
この通尾天神山では、山掃除から出る落ち葉や木の枝、竹などを資源として、「里山再生」を目的としたプロジェクトに取り組んでいます。
「里山」をイメージしやすく、最初に地域の方々と取り組んだプロジェクトが「カブトムシ保護」でしたので、プロジェクトの名前を「天神山カブトムシプロジェクト」としました。
現在、行っているプロジェクトの構想をご紹介致します。
今後の「自然公園&農園プロジェクト」にも継続していきたいと考えています。
1)旧家松風庵 古民家カフェプロジェクト
*古民家を活用し、地域の人や観光客が楽しめるカフェを作ります。
*ここが天神山カブトムシプロジェクトの活動拠点になります。
特徴
・道真公も見下ろしたであろう琵琶湖一望の立地
・日本最古の最澄のお茶と自家焙煎珈琲
・近隣農園の食材を用いた薬膳ランチ
2)史跡保存プロジェクト
*天神山に残る遺構や出土品、関連する資料を保存・展示し、この地の歴史的意味を後世に伝えます。
特徴
・道真公ゆかりの地としての史跡
・出土品の保存・展示・解説
・周辺史跡の案内
ⅰ)通尾天神社旧地石碑
ⅱ)倭神社(森本神社)
ⅲ)天神山祭祀場(支石墓古墳)
ⅳ)日吉茶
ⅴ)天神山茶
ⅵ)資料展示
3)自然公園化プロジェクト(自然公園&農園プロジェクト)
*子供と親が一緒に自然に触れることで、遊びつつ学べるフィールドを作ります。
特徴
・自然観察・体験プログラム
・天神里山農園での農作業体験
・最澄のお茶、坂本菊の保存・栽培
ⅰ)琵琶湖の東側を一望
ⅱ)子供たちが駆け回れる自然公園
ⅲ)体験プログラム
①カブトムシの保護
②椎茸菌駒打ち
③伐採木・伐採竹活用
a)薫製作り
b)腐葉土作り
④古井戸活用
a)古井戸再生
b)お茶・コーヒーの飲用
⑤アクアポニックス
ⅳ)日吉茶園のお茶(最澄のお茶)・天神山茶・坂本菊栽培・保存
ⅴ)参道整備