古民家 薬膳かふぇ 松風庵

CAFE

2022年6月2日オープン
営業月は
4月5月6月
9月10月11月
今月のイベントは・・・下記

木、金、土曜日 ….. 10:00〜17:00
ランチタイム ……… 11:00〜15:00

席数 10席

臨時休業のおしらせ
5月2日~5月3日の
木・金曜日です
現在 通尾天神様がお祀りされている
倭神社の宮世話をします

「坂本の昔と神さんのお話し」は
6月10日  7月8日  8月5日  9月9日
全て月曜日
14:00~16:00

イベントを開催!!
詳しくはこちらをご覧ください。
↓↓↓

★イベントの案内はこちら★

■営業月がございます ご注意ください■
カフェの店内飲食の営業月=4、5、6、9、10、11 カフェの店内飲食の営業月
4、5、6、9、10、11


※真夏(7〜8月)と真冬(12〜3月)の店内飲食はお休みをしています。
テイクアウト商品の販売は、通年しておりますのでお問合せください。

カフェのお問い合わせ・ご予約のお申込はこちら

天神さんにお参りに来て頂いて、 その神信心の気持ちのまま
身体もほんの少し健康になっていただけたら…。そんな想いの古民家カフェです。
どうぞ日常を忘れておくつろぎください。

天神さんにお参りに来て頂いて、
その神信心の気持ちのまま
身体もほんの少し健康になっていただけたら…。
そんな想いのカフェです。
どうぞ日常を忘れておくつろぎください。

MENU

お料理はこんな感じでご提供します。
2歳のお子さんでも食べられる味付けにしています。
例えばカレーの辛みは一切入っていません。お好みとして唐辛子を添えています。
また、塩分をほとんど使っていません。
当日を是非お楽しみください♪

Lunch

Drink & Sweets

Take out

自家焙煎珈琲

豆 or 粉  瓶入り 100g¥500〜
 ※瓶容器代を含みます。
 ※コーヒーの価格や豆の品種は輸入状況により変わることがありますのでご了承下さい。
庵主メッセージ:
珈琲豆は焙煎後すぐに瓶詰めしていますので、
香りをずっと閉じ込めたままです。
開栓した時のプシュッという音と瞬時に広がる香りに
驚いてください(^^)
100gずつ瓶詰めしていますが、
豆の種類によって豆の量や大きさが変わりますので、
瓶の中身が違って見えています。

ECO bag

通尾天神山 オリジナルエコバッグ

■ 一体型エコバッグ大(麻)
サイズ:
袋部分380mmx360mm
持ち手含む380mmx650mm

¥1,800
■ 持ち手別エコバッグ大(麻)
サイズ:
袋部分360mmx440mm
持ち手含む360mmx660mm

¥1,800
■ 一体型エコバッグ大(麻)
サイズ:
袋部分380mmx360mm
持ち手含む380mmx650mm
¥1,800
■ 持ち手別エコバッグ大(麻)
サイズ:
袋部分360mmx440mm
持ち手含む360mmx660mm
¥1,800
■ 持ち手別エコバッグ中(綿)
サイズ:
袋部分320mmx360mm
持ち手含む320mmx560mm

¥1,500
■ 持ち手別エコバッグ中(綿)
サイズ:
袋部分390mmx290mmx170mm
持ち手含む390mmx460mm

¥1,500
■ 持ち手別エコバッグ中(綿)
サイズ:
袋部分320mmx360mm
持ち手含む320mmx560mm
¥1,500
■ 持ち手別エコバッグ中(綿)
サイズ:
袋部分390mmx290mmx170mm
持ち手含む390mmx460mm
¥1,500

カフェのお問い合わせやご予約はこちら

古民家薬膳かふぇ『松風庵』の名前の由来

通尾天神山にあった天神社は、明治41年に近くの倭神社(森本神社)に合祀されて以来、天神社址地には石碑が残るのみです。
その時の気持ちを祖父は『天神山御詠歌』として33首の歌に詠んでいます。
その冒頭3首をご紹介します。

神しのぶ 通尾の山のほととぎす われには告げよ ありし昔を

神しのぶ 通尾の山のほととぎす
 われには告げよ ありし昔を

恋しさに のぼり来つれど 宮はなく ただきくものは 松風の音

恋しさに のぼり来つれど 宮はなく
 ただきくものは 松風の音

絵に歌に すがたうつして 通尾なる 天神山の なつかしきかな

絵に歌に すがたうつして 通尾なる
 天神山の なつかしきかな

この2首目に出て来る「松風」が「松風庵」の名前の由来です。

カフェへの想い

私・濱田明英は、学生の頃は喫茶店兼ショットバーのお店でアルバイトをしていました。
新たな人と出会い、お話をすることが好きですが、お客さん同士が出会える空間というものが好きで、そんなカフェを作ることは、学生の頃からからずっと夢でした。

子供の頃から好きだったこの通尾天神山でカフェを開き、おもてなしできるのは私にとってこの上ない喜びです。
近所の子どもたちやお年寄りたちが、気軽に訪れて山内で遊び、新たな出会いを作り、話をして帰っていくような、地域にも愛される拠り所になれればと思っています。

サラリーマン時代に好きが高じて、ハーブおよびコーヒーの資格を取得しました。
日本園芸協会の通信教育講座のハーブコーディネーターとコーヒーコーディネーター

ハーブの薬効作用への興味は、ショットバーで使っていたリキュールに遡ります。
カクテルの材料として用いられるシャルトリューズやベネディクティンドムなどは、アルコールに薬草を漬け込んだリキュールで、特に修道院で扱われました。 
角砂糖に染み込ませ旅人の疲れを癒したそうです。
お茶やコーヒーにも色々な薬効があり、近年見直されてきています。
もしご興味があれば、カフェで遠慮なくお訊きください!

食材の持つ薬効に興味を持つことでいつしか趣味になり、日々の食事に薬膳料理を作る様にもなりました。

私が知人の田んぼをお手伝いして作っているお米などを始めとして、私なりのこだわりを集めました。
是非、身体に優しい感覚を古民家・松風庵のカフェでゆったりお愉しみください。

松風庵流の薬膳とは

私は小学生、高校生の頃、急性腎炎になり、ドクターより食事制限を受け、塩辛いものやスパイスなど刺激物の入ったもの(特にカレーライス!!)を食べることが出来ませんでした。
皆さんにとって「食事制限」という言葉から受けるイメージはものすごくマイナスなイメージでしょうか?
しかし、「食事制限」で体調は改善していくのです。もちろん薬の効果もあってのことですが。

この「食事制限」をすることで、あることに気付きました。
それは、塩分を使用していない食品が少なく、意識しなければいつの間にか過剰に塩分を摂取してしまうのだ、ということです。
何気なく市販されている食パンが塩辛くて食べられなくなったのには、自分でも驚いたくらいです。

体調が悪くなった時、または体調が悪くなる前に、「何をどのように食べるか」で、ある程度、自分の体調をコントロール出来ることが大切だと思います。
私が思う「健康食」というのは、昨今の「健康食ブーム」のような特別な食材を使うのではなく普段から食べているものが持っている「効能」を活かすということです。
夏野菜は身体を冷やすから身体が冷えている時には食べちゃダメよ、とか、貧血の時には鶏肉など血を作る作用のあるものを食べたら良いよ、といった「おばあちゃんの知恵袋」の様に古くから伝わるものです。
これが「薬膳料理」の根本です。

「自分の身体は自分が食べたもので出来ている」

わかりきったことですがついつい忘れがちになってしまいます。
好きなものだけガッツリ食べたい、とか、安直にとりあえずお腹を満たしただけ、とか、そんな時も多々あります。
でもそんな時にこそ体調を崩しがちです。

体の不調を感じるようでしたら、食生活や食材の持つ秘められたパワーを見直してみませんか?
この松風庵での食事が、食生活を見直すきっかけになりましたら幸いです。

庭で育てているハーブ

もこっとした感じが可愛いです。
乾燥させて料理に使います。

愛用の小型の焙煎機が作るコーヒー

一度にたくさん焙煎できないのが玉にキズですが優れものです。
世界中の生豆を購入。
その時々でおススメをご提供します。
ストレートのスペシャリティーコーヒー

ゆくゆくは通尾天神山のオリジナルブレンドを作る予定です。

瓶入り焙煎豆

ご要望に応じて焙煎豆の販売を致します。
焙煎したコーヒー豆は瓶に密封して販売します。
そのことにより、焙煎直後の最も香ばしいアロマや美味しさをギュっと閉じ込めます。
開栓時のプシュッという音と、それと同時に一気に部屋中に広がるアロマをお愉しみ下さい。

日本最古の茶園のお茶

伝教大師最澄ゆかりの茶園:日吉茶園の煎茶をお飲みいただけます。
詳細はこちらをご参照ください。『通尾天神山とお茶の木』

「日吉茶」は、伝教大師最澄が唐より持ち帰ったとされる日本最古のお茶です。
この貴重なお茶を松風庵で扱わせて頂けることになりました。

ご提供下さったのは、江戸時代末期の安政5年、創業160年以上もの歴史を持つ「中川誠盛堂茶舗」さんです。
JR大津駅から琵琶湖方面に歩いて約5分のところにあります。
歴史の重みとご主人の気さくなお人柄が溢れる素敵なお店です。

中川誠盛堂さんのお茶は、宮内庁御用達として長年献上されていています。
店内には「宮内庁御用品」や「陸軍病院御用達」と書かれた札や茶缶が並んでいます。

こちらは、天皇皇后両陛下(上皇上皇后両陛下)が比叡山延暦寺をご訪問された時に献上されたお茶「御献上の栄」です。

こちらは、石田三成が豊臣秀吉に出したとされる幻の銘茶(幼少の石田三成が秀吉に三杯のお茶を献じたというエピソードの「三献茶」)で、そのお茶の木から摘んだお茶を「政所茶」という名で商品化されています。

これらの貴重なお茶を、松風庵で取り扱わせて頂きますので、是非ご賞味下さい。

中川誠盛堂さんについて詳しくはこちらからご覧ください。

http://seiseido.com/