雛飾り
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今年は古い雛人形を出しました。
松風庵を普請した祖父の生家からお借りしてきたものと母がしまっておいたもので、
これらは江戸時代中期から大正にかけてのものです。
どちらも、もう何十年も出していせんでしたので、小物などは破損が多く修理しないといけません。
でも人形のお顔は美しいままですのでホッとしています。
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これは祖父の実家からお借りしたもので江戸時代中期のお雛様です。
着物やお顔は美しい状態で残っています。
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これも祖父の実家からお借りしたもので大正8年の御殿雛人形です。
祖父の姪がお生まれになった時に東山の田中人形さんから購入されたものです。
御殿は全て組木になっていて、いまでも緩みなくキッチリと組み立てることが出来ます。
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御殿の内側にある襖には金箔が施されています。
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この2セットのお雛様、江戸時代中期のと御殿雛人形は、以前はよく坂本の旧竹林院で展示されていました。
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これは母の姉のもので大正6年のお雛様です。
小物などに破損があり修繕するには難しいものもあります。
お顔などは美しいままです。
また女雛様はお口を開けておられ歯が見えていますが、お歯黒が取れたので
歯が目立ってしまってます。
また三人官女でもお歯黒の有無が見られます。
さらに、平成のものになりますが妻と姪の雛人形もだしました。
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さすがにこれだけの雛飾りを出すと部屋中が華やかです。
皆様もすてきな節句をお過ごしください。